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さくらレンタルサーバーで注意する事

もしこれからさくらレンタルサーバーを利用する人や、今現在利用している人に少しでも参考になればと思い、気になったことを書いていきます。

 

注意点 その1 FTPの動作が重い

私が契約したのはレンタルサーバーのスタンダードプランです。

マルチドメインで10個ほどサイトを移行していきました。

初めてアクセスするフォルダの場合5秒近くもFTPソフトの取得に時間がかかりました。

必ず掛るわけではないのですが、50%ぐらいの確率で私の場合は頻発しています。

2回目以降のアクセスは問題が無い(たまに初回と同じく5秒ぐらいかかる)のですが、初回だけ謎に重いです。もしかしたら私のフォルダ構成が問題なのかもしれません。

使用ソフト:FileZilla(ver3.10.3 現最新)

※ちなみにCPIのレンタルサーバーも使っていますが、問題なくサクサクです。

 

注意点 その2 サポート対応の電話が出ない

FTPの動作が重い事もありサポートに電話しましたが、20分ぐらいかかってやっと繋がりました。

サポートの対応は良くも悪くもなくマニュアル通りの感じで、電話の途中で原因をサポートの人が調べ出してまた20分ぐらいかかりました。

 

注意点 その3 htmlの拡張子でphpを動作させる場合、環境変数

通常、表題の事をやる場合htaccessだけの記述ですみますが、さくらレンタルサーバーの場合、

php.cgiという実行ファイルをキックする必要があります。

方法についてはgoogle先生に聞けばすぐに分かるので割愛しますが、

php.cgiはFTPソフトからでも取得できるけど正常に動かないのでTeraTermのようなコンソールで取得した方が確実でした。

さて本題の環境変数についてですがhtmlの拡張子でphpを動作させている場合、

$_SERVER[‘SCRIPT_NAME’]のようなパスの値がphp.cgiという値になっており、このような環境変数を利用して動作しているプログラムはバグの原因となります。

私は「Research Artisan(リサーチアルチザン)」という解析ツールを入れていて正常に解析結果が取得出来ていませんでした。

今回の場合はコアプログラムを以下のように直接修正し対応しました。

ファイル名:ra_core/application/libs/Track.php

変更前:
$trackUrl = $protocol. $host. str_replace(basename($_SERVER['SCRIPT_NAME']), 'track.php', $_SERVER['PHP_SELF']);

変更後:
$trackUrl = $protocol. $host. str_replace(basename($_SERVER['REQUEST_URI']), 'track.php', $_SERVER['PHP_SELF']);

 

まとめ

さくらレンタルサーバーを利用したのは比較的料金が安かったからなのですが、やはり安いには理由があるのだと感じました。

予算に余裕がある方であれば、月額数千円払ってそれなりのレンタルサーバーを契約した方がストレスなく開発作業が出来るのではないかと思います。

今回は私の環境や使っているソフトの影響も考えられるので一概には言えない所もありますが・・・

 

ちなみに、さくらさんでVPSサーバーも契約しているのですがこちらはcentosで自分で構築したおかげかまったくストレスなく作業ができています。そういえば、レンタルサーバーはFreeBSDだったような気がするのでもしかしたらそれが原因!?かな。

 

あとマルチドメインではIPは全て同じでした。普通にapacheのバーチャルホスト見たいな感じだと思います。

 

以上。

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